映画ドラえもん『のび太と鉄人兵団』を観た人は、どんな感想を抱いたのか…?
『のび太と鉄人兵団』は、歴代ドラ映画のなかで、どれほど支持されているのか?
そんな疑問を解消するため、5つの映画レビューサイトで、どのような評価を受けているか調べてみました。
このページでは
- 『のび太と鉄人兵団』の映画レビューサイトでの評価
- ストーリー・キャラクター・など、要素別のレビュアーの意見
- ツイッター上での作品に関する声
などをまとめています。
また、リメイク版もあわせてまとめました。
『のび太と鉄人兵団』 レビューサイトの評価
まずは5つのレビューサイトの評価です。
のび太と鉄人兵団 | 新・のび太の鉄人兵団 | |||
---|---|---|---|---|
レビュー数 | 平均点数 | レビュー数 | 平均点数 | |
映画.com | 10 | 3.6 | 16 | 3.6 |
Filmarks | 513 | 3.7 | 384 | 3.7 |
Yahoo!映画 | 229 | 4.21 | 592 | 4.23 |
Amazon Prime |
120 | 4.5 | 130 | 4.0 |
みんなの シネマレビュー |
130 | 3.9 | 22 | 3.77 |
合計 | 1002 | 3.98 | 1144 | 3.86 |
※データ抽出は2020/6/20現在、赤字は新旧比較して点数が高い方 ※みんなのシネマレビューは10点満点なので2分の1して計算。 |
『のび太と鉄人兵団』は5サイトの平均点数が3.98点で
全40作品中1位でした。
『新・のび太と鉄人兵団』は5サイトの平均点数が3.86点で
全40作品中6位でした。
⇒歴代作品の順位は『ドラえもん映画ランキング』にまとめています。
ぜひ、歴代のドラえもん映画のランキングを、あなた自身の目で確かめてくださいね。
『のび太と鉄人兵団』が全40作品中で1位でした。
ベスト5にはランクインすると思っていましたが、1位とは…。驚きでした。
驚きの理由としては、『のび太と鉄人兵団』は興行収入ランキングでは下から数えたほうが早いという点があります。時代によって売上の規模は変わるから、一概には比較できません。
でも、その点を差し引いても、映画公開時の人気は、歴代でもそこそこだったはずなんですよね。
それが1位ですから。やっぱり、売上とか動員数というのは、あまりあてにならないものなんでしょうね。
リメイク版の『新・のび太と鉄人兵団』も6位と健闘しました。
ちなみに、ドラ映画のリメイク作品(全6作品)のなかでは1位でした。
鉄人兵団の人気の高さがうかがえますね。
それでは要素別にレビューを見ていきましょう!
『のび太と鉄人兵団』感想&評価【ストーリー編】
高評価
ドラえもん映画は数多く観てきましたが、本作は最高傑作だと思います。(中略)あらゆる魅力的な要素が高い次元で詰まっていて、しかもその要素をテンポ良く繰り出すので中だるみが一切ありません。
引用元:映画.com
ファミリー向けですが、決してこども向けではなく、どちらかと言えば大人の視聴者の方が共感できる印象です。
引用元:Yahoo!映画
何故か鏡面世界の無人のスーパーで楽しげに買い物をするシーンがいつまで経っても色褪せない。
引用元:みんなのシネマレビュー
人間を下等なものとみなす鉄人兵団の歴史が、まさに人間の歩んだ歴史そのものだという設定がすごい。
引用元:Filmarks
ドラえもんの中で今でも一番好きな作品
引用元:Filmarks
リメイクも出てますが、贔屓目抜きにしても1986年版のが展開も演出も音楽もメリハリあって心に残る(エンディングもね)
多かった声はこちら。
- とにかく傑作。映画ドラえもんでベスト!
- リルルとしずかのストーリーに感動。。。
- 子供向けというより、大人向けといってもいいぐらい深い。
- 敵が強い!だからこそ全力のドラが観られる。
- エピローグ(リルルがのび太の前に現れるシーン)が深い。。。
- 実はスーパーの買い物シーンがめっちゃ好き。。。
- 道徳の授業を思い出す。。。
①歴代の劇場版で1番好きという人が多かったです。そして、熱いレビューを書いている人が目立ちましたね。
②中盤以降のリルルとしずかの物語についてレビューで触れている人が多数でした。
男の子向けの映画だった。。。というレビューも多かったのですが、私は個人的にはどちらかというと女の子向けの映画かなと思っています。後半のしずかとリルルのやりとりが一番印象的だし、特にリルルの複雑で繊細な心境の表現は、どちらかといえばより女子に強く訴えかけるものかなと昔から思っていました。
③もはや子ども向けではなく大人向けと感じた、という声が多数ありました。大人になって見直してみると、子どもの頃いまいち理解していなかった部分が理解できて泣けたという人が多かったです。
④本作ではドラ映画でよくある「道具(特に武器系)が使えなくなる設定」がありません。むしろ逆で、ドラえもんがイキイキと道具を出して鉄人兵団に戦いを挑みます。この、全力を出して戦っている感が良かったという人が一定数いました。
⑤生まれ変わったら天使のようなロボットになりたい、と言い残して消えてしまったリルルが、のび太の前に現れるエピローグ。一般的には生まれ変わったリルルが現れたシーンだと解釈する人が多いですね。
あの少し謎を残したようなエピローグが印象的だったという声が多数でした。
⑥実はファンが多いのが、買い出しシーンです。
子供の頃に観て、リルルやしずかより記憶に残っているという人も結構いました。
それだけ子供の夢が詰まったシーンなのでしょうね。
低評価
奴隷制だとか、思いやりの心だとか、語りだしていてシリアスすぎる。もっと子供向けの映画だということをわきまえて明るい話にしてほしい。
引用元:ヤフー映画
博士よ、「今度は他人を思いやる温かい心を植えつけよう」って、最初っからそれやってくんねえかな⁉︎ それ1番重要だから!
引用元:Filmarks
何故か劇場版で一番の名作扱いを受けているが、個人的にそこまで突出して良い!というイメージもない。
確かにドラえもん映画史上、最もハードかなとは思うけど。
引用元:Filmarks
子供のころ見て怖い印象だった話。
殺人兵器を大量に作ってるとかこわい。
引用元:Filmarks
多かった声はこちら。
- ちょっと説教臭いかな。。。
- 前半が低調すぎる。
- タイムマシンで遡って歴史を変えるラストは。。。
①本作は、作品性の高さが評価される反面、それを堅苦しく感じたり、説教くさく感じる人も一定数いるようです。
子ども向けの映画でやりすぎという声もありましたね。
私自身、今思えば子どもの頃はよく意味がわかってなかったシーンがたくさんあったなーと思います。
②前半の評価が低いのはドラえもん映画あるあるですが、本作にもそういう声はそこそこありました。
たしかに、ドラ映画には序盤が本筋とそこまで関連性がなく、そのせいで時間が足りないかのように終盤バタバタする作品も存在します。
その点、本作の序盤の展開はたしかに派手さはないですが、しっかり本筋と関連しています。
また、私個人としては、その静けさと日常性が終盤の盛り上がりと非日常性に対を成していて、物語に深みを与えていると感じます。
③本作を語る上で、「未来に行って過去を書き換える」ラストシーンは賛否が別れるところです。
批判に多い声としては
- あれができるならすべてあれで解決する
- ご都合主義的すぎる
- タイムパラドックスうんぬん。
などでした。
個人的には、リルルの消滅という1番の感動を呼ぶシーンを生みだしたのは、未来に行って過去を書き換えたからこそなので、これでよかったのでは?と思っています。
タイムパラドックスの概要や解消方法については以下のサイトが詳しかったので、気になる方はどうぞ!
『のび太と鉄人兵団』感想&評価【キャラクター編】
高評価
本作はみんなの言動も他作にはないくらい芯を突くものが多い。たとえばのび太がリルルを撃とうとして撃てないシーン。ジャイアンやスネ夫がリルルを信用できない、と言い張るシーンもある意味らしくて良い。しずかちゃんとリルルの言い争いもそう。全キャラがとても生き生きしている。
引用元:映画.com
ロボット少女のリルルが素晴らしい。かわいらしい。いじらしい。存在感は特大です。
引用元:Yahoo!映画
「ときどき理屈に合わないことをするのが人間なのよ」
引用元:Yahoo!映画
しずかちゃんのこのセリフ好き。
引用元:Amazon prime video
リルルが人間側に付いたときに発する、人間たちはとても複雑な心を持っています、という言葉は、しずかちゃんがただ優しいだけであれば生まれなかったでしょう。
悩みながら、それでも人間とロボットの壁を超えてリルルをひたむきに介抱し語りかけたしずかちゃんがいたからリルルは心を開いたのだと思います。
リルルめっちゃいいわぁ。異国感ある謎の可愛さ。
序盤はリメイクよりもロボ感がかなり強い口調で、終盤にかけてドンドン人間らしさを得ていく演技が本当に素晴らしい。
引用元:Filmarks
「余計な事考えないで全力を尽くすんだ!そうすれば思いがけない道がひらける事もある!」
ドラえもん良い事言うな。
引用元:Filmarks
しずかちゃんの家にきたロボットをやっつけるのび太は格好良い!!
抱き合ってたしあんな登場されたらもう惚れる
引用元:Filmarks
リルルが逃げて、のび太と対峙するシーンはのび太の優しさに触れ、後の人類調和行動へ繋がった。
引用元:Filmarks
多かった声はこちら。
- リルルがかわいい。そしてリルルが自分を犠牲にして地球を守ってくれたことに感動した!
- しずかの優しさと名ゼリフが印象的。地球を救った行動力もすごい!
- ミクロスが好き!そして彼の一言が地球を救った!
- 闘争本能爆発のドラ有能!
- ドラのメタ発言ウケた!
- ザンダクロスが百式に似てる。。。
①本作の主人公的存在、リルル。
ドラえもん映画史上、一番印象的なキャラだという声も多かったです。ラストの白く輝きながら消えていくシーンで大泣きしたという人多数でした。あの主題歌が流れてくる感じも感動するんですよね。
個人的には「いくじなし!」とのび太を撃つシーンが好きです。
②しずかの名ゼリフに関する言及が多数でした。
- 「時々理屈に合わないことをするのが人間なのよ」
- 「まるっきり人間の歴史じゃない。神様もがっかりなさったでしょうね」
- 「リルル。。。あなたは今、天使になってるわ」
- 「リルルーーーーーー!!」
③実は人気が高いのが、ミクロスです。
作品後半、鉄人兵団の襲来やリルルの戸惑いで陰鬱な雰囲気が高まってくるなか、ミクロスがいることで物語が暗くなりすぎず、バランスを取れていると感じます。
また、最後に地球を救う方法をしずかが思いついたのは、ミクロスの何気ない一言が要因でした。
リルルが消えて号泣するしずかの横でポツリと放った「ボクも涙が出る装置が欲しい。。。」という名ゼリフも人気でした。
ドラチームにナチュラルになじんで行動していた点がロボットと人間の共存を示しているという深い洞察の声もありましたよ。
④本作のドラえもんは戦う意欲マンマンです。リーダーシップがすごいんですよね。1人で徹夜で作戦を考えて、朝日が登る頃に閃く姿は神がかっています。
終盤では
「よけいなこと考えずに全力をつくすんだ!そうすれば思いがけない道がひらけることもある!」
という名言も残しています。
⑥ザンダクロスはガンダムの百式に似ています。これはデザインを担当したたかや健二さん本人が百式をもとにデザインしたと語っているんですよね。
低評価
人の家の風呂を鏡面にするんじゃないよw
引用元:Filmarks
ザンダクロスは映画のポスターやメインアートにでかでかと配置され、活躍を視聴者に期待させるが意外にも活躍は少なく、少し残念。
引用元:Filmarks
ロボットのはずのドラえもんが常に人間の味方だというのが解せない。
引用元:Filmarks
多かった声はこちら。
- しずかの家の風呂を勝手に鏡面世界の入口にすな!
①これ、かなり気にしている人が多かったです。そもそもなぜしずかの家の風呂をチョイスしたのかという点と、なぜそれをしずかに言わないのかという2つの疑問がありますよね。
スネ夫だけは「断らなくていいの?」と躊躇しますが。さすが育ちが良いぼっちゃまです。
のび太とドラはしずかに知らせない理由として「こんな恐ろしい事件に女の子を巻き込みたくないから」といっています。一応。じゃあ別場所にすればいいのに
『のび太と鉄人兵団』感想&評価【声優・作画・主題歌編】
高評価
まず音楽がよい。
引用元:Yahoo!映画
どのシーンをとっても音楽が実にマッチしている。
主題歌の「わたしがふしぎ」は前半部はリルルの存在を感じるのび太の、後半はリルルの死を受け止めるしずかちゃんの心を代弁してるのだと思いました
引用元:Yahoo!映画
多かった声はこちら。
- 主題歌「わたしが不思議」が好き!
- 三ツ矢雄二が旧ドラレギュラーなのがウケる(笑)
①武田鉄矢さんの歌詞が心に響くという声多数でした。
本当にこの主題歌とリルルが消えていくシーンはマッチしていて、多くの人の記憶に深く刻まれているようです。
『新・のび太と鉄人兵団』 みんなの感想&評価
続いてはリメイク版の評価・口コミを見ていきましょう。
高評価
新しいキャラのピッポがいい味出してて原作のシリアスな部分も少し子供向けにマイルドになってて感動しました。
引用元:映画.com
ピッポがいることによって静香だけではなくレギュラーメンバー全員が主役という位置づけになっている。ピッポがのび太に「のび太と戦いたくない。」と言って泣き出すシーンは思わずピッポに感情移入してしまった。
引用元:みんなのシネマレビュー
のぶドラ原理主義者の私が、まさかわさドラで嗚咽するほど泣かされる日がこようとは…、、、
見事なリメイクでした。(中略)詳しい説明のない星型のよくわからん部品とか、一瞬だけねじ込まれた千秋とか福山とか、細かいこたぁ抜きにしてとにかく最後に号泣すりゃええねん!!
引用元:Filmarks
映画が大好きで邦画・洋画、ジャンル問わず様々な作品を観てきましたが私の中では最も泣いた映画です。
引用元:ヤフー映画
エンドロールでは「友達の唄」が歌詞テロップ付きで流れるというズルすぎる演出。間奏は多少カットされつつ歌詞はフルで。最高。
引用元:Filmarks
ザンダクロスがリッチな作画でぐおおと動くのはロボットアニメ好きとして単純に嬉しかった。やっぱりカッコいいな。
引用元:Filmarks
多かった声はこちら。
- 新ドラで一番良い劇場版!
- オリジナルより感動できる。
- ピッポの追加が効いてる。
- バトルシーン多めでしかもカッコいい!
- 頭脳を無理やり改造するシーンがなくなって良かった気がする。
- 主題歌がBUMP OF CHICKEN なのが最高。
①オリジナル派の人も、新ドラでは1番良い作品として認めている人が多かったです。
②とにかく感動できる、泣けるという声多数でした。
オリジナルを観ているから、半信半疑で観だしたものの、最後には泣いてしまったという人も。
③監督の寺本さんは、ピッポ追加の意図を「リルルとしずかの影で目立たなかったのび太をストーリーの表舞台に引き出すため」という旨のことをおっしゃっています。たしかに、オリジナルより終盤ののび太の存在感は増えていると感じます。
④バトルシーンに関しては、映像美と迫力を称賛する声が多かったです。オリジナルよりザンダクロスが活躍するシーンが増えていることを喜ぶ声もありました。
⑥BUMP OF CHICKENのエンディングで泣いたという人がたくさんいました。
30日以内の解約で完全無料。
登録後、すぐに解約しても30日間はサービスを利用できます。
Amazon Music Unlimitedでドラえもん映画の主題歌をいろいろ聴いてみよう!
低評価
ピッポの存在のせいで、リルルのキャラの良さが完全に薄れてる。
引用元:映画.com
途中入る、歌?がほんとふざけてる。
原作は物語の中で自然に感動したが、リメイクはどうも、感動させるために作ったとしか。
引用元:みんなのシネマレビュー
冒頭でリルルの正体と目的「地球人捕獲作戦!」を明かすのはどうなんだろう。
新作魔界大冒険もそうだけど、冒頭ネタバレのせいでミステリアスな雰囲気はほぼ無し。
引用元:ヤフー映画
ピッポは冷酷さを一切感じないキャラでした。これのせいでザンダクロスが本当に地球を滅ぼしに来た兵器であるという衝撃が物凄く低下してしまい、残念でなりません。
引用元:Yahoo!映画
リルル(命令に従って動く悪役ロボット)が、
引用元:Yahoo!映画
徐々に人間的な女の子へ変化していくドキドキ感、
これが失われてしまっているのが、めちゃめちゃ残念だったです。
旧作リルルは、序盤からあんなに感情を表に出すようなロボットではなかったと思います。(中略)あれじゃちっともミステリアスなリルルの部分が描かれていない。非常にがっかりしました。
引用元:Yahoo!映画
強弱の付いたキャラの輪郭線がどうしても気になる。
引用元:Filmarks
多かった声はこちら。
- 新キャラピッポと周辺の設定不要。
- 名シーンがことごとくカットされていて非常に残念。。。
- 物語前半のリルルのロボットらしさが消えたのが残念。
- ミクロスが消えた。。。
- 過剰演出。泣かせたい演出が詰め込まれすぎてイヤ。
- 挿入歌入れすぎ!
①ピッポに関してはかなりハッキリと賛否が分かれていました。
オリジナル派の人には不要だと感じる人が多かったようです。リメイクで一番大きな変更点なので当然といえば当然かもしれませんね。
②話題にあがっていたシーンは
- ラストのしずかの号泣シーン。
- のび太とリルルの「撃つぞ!」、「いくじなし!」のシーン。
- ラストの朝日が登るシーン
- 買い物シーンで「ポケットの中では」が流れなくなった。
などです。
③の声は多かったですね。リルルのロボット感やミステリアスな雰囲気が消えてしまって残念という声です。
これは原因が2つあって、1つは、リメイク版では序盤から結構感情が表に出ていること。これは表情の問題もありますし、声優さんの表現方法に関する部分でもあります。
もう1つは、冒頭でリルルが何者なのかがバラされていること。これはかなり影響が大きくて、ストーリーがわかりやすくなる反面、ミステリアス感は一気に下がります。
④ミクロスが中盤から一切姿を見せないのもリメイク版の特徴です。鉄人兵団でリルルに次ぐ人気者のミクロスがストーリーに絡まないのは残念ですよね。制作陣もそれは覚悟の上で、その分ピッポを登場させています。そこをどう受け止めるかです。
⑤大量のレビューをチェックした結果、オリジナル派の人がリメイク版を嫌う理由の第一位が「泣かせようとしすぎ」でした。
このあたりは好みの問題になってしまいますが、
泣かせようという演出や設定が増えるほど、それを受け入れられない人は嫌悪感が増していくのかなと思います。
もちろん、両方を評価している人もたくさんいましたよ。
⑥挿入歌は6曲あります。個人的には、挿入歌シーンは子ども向けに入れたのかなと感じました。
『のび太と鉄人兵団』のツイッターでの声
ツイッター上でも、新旧の鉄人兵団の人気は高かったですね。
とくに、ツイッターユーザーの年齢層のせいなのか、リメイク版を推す声がレビューサイトよりも多い気がしました。
それから、「あなたの一番好きな映画は?」という趣旨の質問に、鉄人兵団と答える人が結構いて驚きました。
『のび太と鉄人兵団』は、ドラえもん映画という枠を超えて、人生に大きな影響を与えるインパクトを持つアニメといえるのかもしれませんね。
最後に
今回、この記事をまとめてみて、『のび太と鉄人兵団』は本当にドラえもんファンに愛されている作品だと感じました。
ここまで支持されている理由は、人間の心の深い部分や繊細な部分をテーマにし、うまく表現することに成功したからだと思います。
でも何気にすごいのは、それをロボットとのバトルという、一見ヒューマニズムとは縁遠そうな題材で表現していることだとも感じました。
藤子先生はやっぱりすごい!
この先、ドラえもん映画が時代を超えて語りつがれていくときは、きっとこの『のび太の鉄人兵団』がその話題の中心にあり続けることでしょう。
『のび太と鉄人兵団』の詳しいあらすじは、以下の記事にまとめています。
コメントを残す